季節ごとに個性豊かな表情を見せてくれる30のテーマガーデンをご紹介します。

 

スネークガーデン

大きな蛇の石像がお客様をお迎えする、蛇のような曲線の植栽や舗装が特徴のガーデン。春から夏はオレンジ色のチューリップやヘメロカリスなどが咲きビビッドな色彩のガーデン。秋にはススキなどのオーナメンタルグラスが成長し、ナチュラルで風の動きを楽しめるガーデンです。

◆見ごろ:5月、9月
◆特徴的な花

4月 スノードロップ、クロッカス
5月 チューリップ、タイツリソウ、フリチラリア・インペリアリス、エゾヤマザクラ
6月 ジューンベリー
7月 ヘメロカリス ルドベキア
8月 アキレア
9月・10月 オーナメンタルグラス
(ススキなどイネ科の植物)
     

チェルシーツリーハウス

バニー・ギネスが1995年にチェルシーフラワーショウでゴールドメダルを受賞した「writer’s garden」を恵庭に合わせて再現しました。カシワやミズナラなどの木立の中に建てられた「作家の書斎」をイメージしたツリーハウスです。

 
     

パルテール

伝統的なフランス様式の庭園で、背の低いツゲの垣根で刺繍模様を作り上げたシンメトリーのガーデンです。キンメツゲの縁取りの中にダイヤーズカモミールやラベンダー、三尺バーベナなどがふんわりと顔を出し咲き誇ります。ツゲのトピアリーも見所です。

◆見ごろ:5月、7月
◆特徴的な花

5月 チューリップ・アラビアンミステリー、チューリップ・バラード
6月 ゲラニウム・レナルディ
7月・8月 ゲラニウム・プシロステモン、ダイヤーズカモミール、バーベナ・ボナリエンシス(3尺)、クナウティア
9月 シュウメイギク
10月 ヤマボウシ(果実)
     

ブラック&ホワイトガーデン

「黒と白」を基調としたシックでモダンなガーデンです。濃いパープルや茶色の色の花や葉を持つ植物と、白い花や葉を持つ植物で植栽は構成されています。春はチューリップ、夏はバラやクレマチスなどが咲くガーデンを4つの東屋から眺めるのがお勧めです。

◆見ごろ:5月
◆特徴的な花

5月 チューリップ・クイーンオブザナイト、チューリップ・ピューリッシマ
6月 スモークツリー
7月 ヘメロカリス、クレマチス
8月 オーナメンタルグラス
9月 コスモス
     

オーチャード

リンゴ、ナシ、プルーン、ハスカップなど様々な果樹の花と果実の両方が楽しめる果樹園。草地に並んだ果樹、低いフェンスで縁取られた風にゆれる背の高い草花。のどかなで、どこか懐かしい風景のガーデンです。膝丈ぐらいに低く仕立てたリンゴの生垣も特徴的です。

◆見ごろ:5月、7月
◆特徴的な花

4月 スイセン
5月 リンゴ、ナシ、ウメ
6月 ネペタ、ゲラニウム・ファエウム
7月 ヘメロカリス、宿根スイートピー、 アストランチア
8月 オーナメンタルグラス
9月 コスモス
10月 リンゴ等の果実
     

メイズ

円形の庭園の外側にあるスタート地点から、レンガの細い道を歩いて中心のゴールまで辿り着く迷路のガーデン。道の横には季節によって咲き変わるワイルドフラワーが植えてあります。かやぶき屋根のツリーハウス(7番目のガーデン)に上って眺めたメイズは美しくお勧めです。

◆見ごろ:4月、7月
◆特徴的な花

4月 クロッカス
7月 セイヨウノコギリソウ、 オックスアイデージー
     

茅葺屋根のツリーハウス

茅葺きの屋根でトロピカルな雰囲気をもった不思議なツリーハウスです。中のベンチに座ってゆっくり出来ます。周辺の木々の香りや小鳥のさえずりが癒し効果満点の休憩場所。最近はあまり身近ではなくなってきている茅葺屋根ですが、温かみある空間を演出しています。

 
     

トレリスガーデン

噴水の周囲にオリジナルの様々な青いトレリスを配置し、青花と白花の植物を植栽した「ブルーとホワイト」がテーマカラーのガーデンです。トレリスとは植物を絡ませる木製の格子のこと。クレマチスやフジを絡ませる他、花壇の縁取りとしても使用しています。

◆見ごろ:6月、9月
◆特徴的な花

6月 ゲラニウム・ジョンソンズブルー、カマシア、ライラック
7月 ホスタ、マリーパヴェ(バラ)、
リーガルリリー
8月 サルビア・パテンス
9月 アスター、アコニツム
     

ローズガーデン

香りが良く四季咲き性の高いイングリシュローズとオールドローズ、約70種類のバラでデザインされています。バラに囲まれ、バラの香りを楽しみ、ブランコに揺られながら、ゆっくりと流れる時間を堪能してください。

◆見ごろ:7月、9月
◆特徴的な花

5月 フジ
7月 バラ
8月 バラ
9月 バラ
     

スタンベリーガーデン

スタンペリーとは「切り株の」という意味です。古い切り株の根を重ねあわせたアーチや切り株の舗装が特徴で自然素材の力強さを感じるガーデンです。ザイフリボク等の潅木やミツバアケビなどのつる性木本が成長し日陰をつくり、シダやクリスマスローズ等の植物が育ちます。18世紀イギリスで大変流行ったスタイルで、チャールズ皇太子もご自分のお庭に取り入れています。

◆見ごろ:7月中〜8月下

ワイルドストロベリー、パルダナリウム・リリー、アスチルベ→ホスタ

◆特徴的な花

4月 エゾムラサキツツジ
6月 ワイルドストロベリー、
ツルニチニチソウ、ヤブデマリ
7月 アスチルベ、ホスタ、ハクサンシャクナゲ
8月 ムクゲ ノリウツギ
     

ボートレースガーデン

イギリスの名門校、オックスフォード大学とケンブリッジ大学の対抗戦として伝統のボートレース200周年を記念してバニー・ギネス女史が2004年のチェルシーフラワーショーに出展し、シルバーギルドメダルを受賞したガーデンです。※植栽は恵庭の季候に合わせアレンジされています。

◆特徴的な花

7月 アイリス

 

     

ペアガーデン

3頭の流木で作った熊が迎える庭園散策の中間地点です。エゾノリュウキンカやエゾミソハギなどの水辺の植物が植栽されているひょうたん池のほとりのテーブルで一休み。近くにある一寸茶房で喫茶や特製ソフトクリーム等のデザートを販売しています。

◆見ごろ:4月下〜5月上、9月
◆特徴的な花

4月 カツラの葉、コブシ
5月 ジューンベリー(花)、スイセン
6月 ジューンベリー(実)
8月 クロコスミア
9月 オーナメンタルグラス
10月 モミジ
     

丘の中の家

丘の中に穴を掘って作られた小人の隠れ家。今、主人は不在のようですが、お邪魔しちゃいましょう。ステンドグラスからこぼれる光、小さな家具、暖炉など主人のこだわりが詰まった家です。

 
     

キャッスルツリーハウス

木に隠されたお城を想像させる、子供たちの夢が膨らむツリーハウスです。周辺は地下水が湧き出ているのでセリやフキなど湿った所を好む植物が生い茂ります。元々の植生が美しかったので特に手を入れていません。

 
     

ドラゴンガーデン

1998年のチェルシーフラワーショーでゴールドメダルを受賞した「Herbalist Garden」(薬草商人の庭)を恵庭にあわせデザインを変更しました。札幌軟石から彫り上げた2匹の巨大なドラゴンの彫刻が斜面に横たわる高低差を生かしたガーデンです。

◆見ごろ:5月、8月
◆特徴的な花

5月 ブルンネラ・マクロフィラ・バリエガータ
6月 アキレア・コロネーションゴールド
7月 セダム、ユーフォルビア
8月 エリゲロン、エキナセア(紫バレンギク)
     

サーペンタインガーデン

ウォールドガーデン外側の眺めの良いガーデンです。シラカバの木陰の下、クリスマスローズ、ギボウシやユリなどが爽やかに咲きます。サーペントとは蛇のことですが蛇が出るわけではなく、蛇が歩くときの曲線をイメージしています。

◆見ごろ:7月
◆特徴的な花

4月 ヘレボラス(クリスマスローズ)
6月 クレマチス(木立ち性)
7月 ホスタ、ユリ(白とオレンジ5種類)
     

ポタジェ

軟石の壁に囲まれ、恵庭の冷たい風から守られたスペースに果樹・野菜・花が装飾的に植えられたポタジェ(フランス語で「菜園」の意味)です。周囲よりやさしい気候条件で装飾的に植え付けられた野菜類がすくすく育ち、オレンジや黄色の一年草との調和が目にも楽しいところです。ポタジェにある小屋に入ってみてください。中にはなにか秘密が・・・・。

 
     

ハーブガーデン

周囲を柳の木で編んで作った花壇にミント、タイム、カモミール等約60種のハーブを植え込んだ薫り高いガーデンです。花壇の縁がベンチになっています。見て、触れて香りを楽しみながらゆっくり休む庭園散策お勧め「ほっと一息ポイント」の一つです。また、ハーブガーデンにある小屋の4つの柱に一本だけある「幸せの柱」を見つけてください。

 
     

ショージウォーク

丘の中腹にある、整然としたプラタナス並木道です。落ち着いた雰囲気でゆっくり散歩を楽しむと心が静かになってきます。木と木の間に配置したベンチに座り、庭園の池を見下ろしながらゆっくりした時間をお過ごし下さい。ここもまたお勧め「ほっと一息ポイント」です。5月下旬のチューリップとホスタのコンビネーションもお楽しみください。

 
     

パープル&ゴールドガーデン

素材と植物を組み合わせ作り上げた「紫色」と「金色」をテーマとしたガーデンです。ノルウェーカエデやスモークツリーの紫の葉、濃い紫花のタチアオイや紫のブットレア、黄金のように輝く黄花のノコギリソウや葉が黄色いゴールデンセージなどが庭園を彩ります。

◆見ごろ:6月、8月
◆特徴的な花

4月 芝生のなかから紫のクロッカス
8月 トリトマ、エキナセア、ノルウェーカエデ、ノコギリソウ、ツルマサキ、スモークツリー
     

サルベージガーデン

廃品(サルベージ)利用がテーマのガーデンです。廃棄された鉄筋や車のパーツ等を溶接して創ったドラゴンのフェンス、鶴と烏の彫刻、空き缶や空き瓶の利用など、「廃棄物」が「アート」に生まれ変わり庭園を構成しています。パステルカラーの花色の植物やオーナメンタルグラスなどが、どこか懐かしい不思議な風景を演出しています。

◆見ごろ:6月、8月
◆特徴的な花

4月 ヒメコブシ(樹木)
6月 カマシア(球根)、ゲラニウム・レナルディ
7月 シャラ(樹木)、ピオニー(白)バラ、ルイスオーデイエ(ピンク)
8月 アジサイアナベル(樹木)、
ブッドレア(樹木)
9月 シュウメイギク(ピンク)、アナベル
     

タイガーガーデン

バナナやシュロの木などを使い、北の大地で熱帯をテーマにしたガーデンを造りました。「冬越し出来ない南の植物」と「南国風にみえる北の植物」を組み合わせデザインされています。お花を見て散策していると、大きな口をあけた巨大な虎に遭遇!

 
     

フォーリー

丘の中腹にある4本の柱が立つ廃墟。過去、要塞の一部だったのか、展望台だったのか・・・今となっては謎のまま。ジギタリスやバーベナが咲く廃墟を散策するとなにやら怪しげな階段を発見。ほの暗い洞窟らしきものが奥に続いているようです。

 
     

洞窟

フォーリー(23番のガーデン)にある階段を下りると、丘をもぐり地下を走る秘密のトンネルへとつながります。点々と照らす明かりを頼りに、わずかに下る洞窟を進み出口へ。洞窟を抜けたその先は。涼しく、暗い狭いが苦手でなければ「暑い日にほっとする」お勧めポイントです。

 
     

楽しい川辺

1994年にチェルシーゴールドメダルを受賞した「A Garden for Children」(子供の庭)を恵庭にあわせて再現したガーデンです。英国の童話作家ケネス・グラハムの「Wind in the Willows」(邦題:楽しい川辺)に登場する「ネズミの家」をモチーフにした子供たちのための想像力あふれるガーデンです。

◆見ごろ:5月、7月
◆特徴的な花

5月 ウメ、タイツリソウ、アルケミラモリス
7月 ピオニー(ピンク)、野菜類
10月 ネグンドカエデ
     

子供の遊ぶ庭

3歳〜12歳のお子様を対象とした木製遊具で自由に遊べる庭です。滑り台、ブランコ等が楽しめるお城や難破船、キリンやちょうちょうなど盛りだくさん。園内は台風の倒木から作ったウッドチップを敷き詰めてクッションにしています。

 
     

柳の庭

ヤナギの枝を何本も挿し木して、枝どうしを互いに編みこむことで、トンネルやフェンス、東屋などを造りました。それらは成長していき形や色を変化させていきます。その他、ヤナギで縁取った花壇があり、便利なガーデニング素材であるヤナギの使い方をご紹介しています。

◆見ごろ:5月、8月
◆特徴的な花

4月 クロッカス
5月 スイセン類
6月 ラムズイヤー、パープルセージ
7月 ユーフォルビア
8月 サルビア類
     

ジプシーキャラバンガーデン

英国の童話作家ケネス・グラハムの「Wind in the Willows」(邦題:楽しい川辺)でジプシーの馬車が登場するシーンをモチーフにしたガーデンです。農機具で作られた馬(名前はミリー)とアンティーク馬車が川の辺で一休みしています。また、付近を流れる茂漁川の美しい流れも見所の一つです。

◆特徴的な花

5月 スイセン
6月 ヤマツツジ(外)、ジューンベリー
7月 チトセバイカモ(外)
10月 川辺の紅葉
     

名前の通り小さな牧場で、家畜と人間が働いています。羊、ヤギ、馬、ブタ、犬、ラマ(中米で働く家畜でらくだの仲間)、ヒト等と、それぞれの役割を紹介しながらふれあい体験ができます。年間を通じて作業体験や乗馬体験など楽しいイベントがあります(詳しくはこちらから)

◆特徴的な花

5月 ブルンネラ
7月 バラ
10月 紅葉(ブルーベリー)
     

池の廃墟

池の辺に立てられた古の小さなお城。廃墟となり、成長したフジに飾られひっそり池に写りだされるその姿は幻想的です。池にはエゾノリュウキンカ、エゾミソハギ、エゾノシモツケソウヨシ、ガマなどの北海道自生の植物を中心に植栽してあります。銀河庭園全体を眺めることが出来る古城の上は、お勧め散策ポイントです。

◆特徴的な花

6月 フジ、ムスカリ・(アルメニアカム)
9月 コスモス、ルドベキア、ハルシャギク
     

ボードウォーク

銀河庭園の南側にある湿地帯の自然を壊さずに散歩できるようボードウォークを取り入れました。カシワやミズナラなどの木立の中を通り抜けるウォーキングもお楽しみ下さい。

     

ワイルドフラワーメドウ

牧草地に点在する20数箇所のメドウにシーズンを通して様々な種類のワイルドフラワーが咲きます。

     

一寸茶房

銀河庭園の中央付近に位置する売店です。散策の途中で休憩されるお客様にコーヒーやソフトクリーム、恵庭産の野菜を使用した季節のメニューを提供します。

     

「銀河庭園」のエコ設備

  • 太陽光発電
    ゲートハウス横のトイレの室内ライトは、トイレの壁に設置したソーラーパネルによって発電された電気を使用しています。
  • 太陽熱温水
    一寸茶房横のゴミ箱上にソーラーパネルがあり、一寸茶房での食器洗浄につかうお湯を沸かしています。晴れの日は熱く、曇りが続くとぬるくなるエコっぽい設備です。お天気の変化で何かと思い通りにならないことすらも、楽しみに変えてしまうガーデナーにはぴったりの給湯装置なのかも知れません。
  • 植物残さのコンポスト
    有機資源を『えこりんする』ために、庭園内から発生する枯葉や咲き終った花(植物残さ)などを土と混ぜて堆肥(コンポスト)をつくり、園内の肥料としています。